2006/07/08

ウインブルドン




サッカーを見ないで、ウインブルドンを見ている私です。

今まで、テニスの試合をちゃんと見た事がなかったのですが、たまたまBSで放送していたので見始めたらこれが面白くって(笑)

一昨日の女子シングル準決勝、世界ランキング1位のアメリ・モレスモとランキング4位で2004年ウインブルドン覇者であるマリア・シャラポアの試合は良かったですね。
第一セットは、調子が出ないシャラポアにミスを誘発させてモレスモがセットを取ります。
第二セットの途中から、モレスモの弱点である精神面の弱さが出てきた所に調子を取り戻してきたシャラポアが持ち前の強気なテニスでセットを奪取します。

迎える第三セット、トイレットタイムを利用して気持ちを切り替えたモレスモが再度調子を崩し始めたシャラポアを追い込んでゆきます。
後がないシャラポアも必死に食い下がってゆき、ゲームは必ずと言っても良いほど数回のデュースにもつれ込みます。
精神面の弱さを必死に押さえ込みながら、初の決勝進出へと進むモレスモとウインブルドン2度目の制覇に向かおうとするシャラポアとの対決。
試合時間も2時間を超え、体力的にも精神的にも辛くなってきて次第に自分との戦いへと様相が変わってゆきます。
勝利への執念が多くのスーパーショットやスーパープレイを生み出してゆくなか、勝利の女神はモレスモに微笑みました。

両者のプロとしての誇りや意地、勝利に対しての飽くなき欲望がぶつかりあった、とても見応えのあるすばらしい試合でした。


モチベーションを維持して、目標に向かって進んでゆく姿勢・・・私も見習わないといけないな、などと思ってしまったこの頃です。

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