2007/03/08

写真展

写真を撮るのが趣味と言うこともあり、以前は目に付いた写真展などにふらっと立ち寄ったりすることも少なくありませんでした。

印象に残っているのは、エリオット・アーウィット、ザ・ファミリー・オブ・マン、TOMIO・YOSHIZAWAなどがあります。
それぞれ、素晴らしい写真を見ることができ大いに刺激を受けたことを覚えています、

以前お客様のお父様が写真家と聞いて、写真展を開いた際は教えてくださいとお願いしていました。
随分前に色々な話の中でのお願いだったのですが、覚えてくれていて教えてくれました。

その写真家は・・・









私の場合、作品に固定観念を持たないように本人の経歴等を下調べしないで行くようにしています。
そのほうが自分なりの見方が出来ますし、後で作者の経歴や考えを調べることによって、また違う見方や発見が出てくるんですね。
詳しい事はサイトを参照してもらうとして、森氏は横浜で生まれずっと横浜を撮り続けています。
桜木町の有隣堂ギャラリーでの展示でしたので、早速行ってきました。








今回も、横浜の色々な街並みを切り取ったものや「ハマのメリーさん」を追いかけたもの等が展示されていました。
「ハマのメリーさん」については、また後日お話しさせてもらうとして横浜の見知った街角や以前の赤レンガ倉庫など色々な時代の横浜が飾られています。
モノクロが主体と言うこともあったのですが、普段見慣れている風景が少し視点を変えるだけでこんなに違って見えるものなのかと・・・改めて写真の凄さを実感します。
会場の奥で、中村祐介氏が歌う横浜市歌のブルースバージョンにあわせて写真をスライド展示していた中に、たまたま私が撮影した被写体と同じ物があったのですがその空間の使い方に感服しました。
・・・やはりプロって凄い。

全体を通して感じたことは、森氏は横浜を愛しているんだなと思いました。
どの写真も単なる風景写真ではなく、森氏の横浜に対する思いが伝わって来る気がしました。

久しぶりに良い物を見たと思います。
森氏の他の作品集も見てみたくなりました。
出来たらお話もしてみたいな~。

私も時間作って、カメラ片手に街をぶらついてみようかな・・・

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