2009/08/18

震災の傷跡

11日早朝に起きた、駿河湾沖地震。

ニュース等では、屋根の瓦が落ちたとか石灯篭が倒れたとか報道していましたが、嫁様の実家では食器が数点床に落ちて割れた程度でしたし、焼津港から歩いて10分程度の場所なのに周りの住宅にも大きな被害がなく、いま一つ実感が湧いていませんでした。
何度か、震度3位の余震はありましたが・・・

焼津港の魚市場に被害が出ていると聞き、向ってみました。
旧魚市場ではなく、新しい魚市場の方です。










陸地側の方から入ってみましたが、それと言って変わったところは無かったのですが、海側に回ると・・・













建物の端からは端のほぼいっぱいに、段差やヒビ割れが生じていました。
段差は目測でも5cmくらいはあります。

この場所は、海を埋め立てして作った土地ですので、その分地盤は軟弱なのでしょう。
その為、このような被害が出てしまったんでしょうね。

こんな状態でも建物自体には損傷は無いようで、今までと同じように朝は魚の競りをしていたと言うことなので大きな影響は無いようです。
この程度で済んで良かったと言うべきか、ここまで被害が出てしまったと言うべきか、私には判断できませんが自然の力に対して人間のやっている事には限度があるな・・・と改めて感じさせてくれました。

自然の力に対抗してゆくのではなく、自然の猛威が過ぎ去った後いかに迅速に対処するかが大事なんでしょうね。

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