以前何度か書きました、カメラの絞りリングを私が壊したのを、お客様である職人さんに修復してもらっていた件ですが・・・(参考
ここと
ここ)
それがついに・・・
出来上がってきました!
その職人さんは、非常にお忙しい方なのですが仕事をやりくりして作業してくれました・・・感謝です。
アクリルの丸板は
このように加工され
部品を固定して旋盤にかませるための治具になりました
この状態で、まず傷ついて溝が出来てしまった絞りリングの内側を削って修正します。
真鍮の丸板は
外径を絞りリングの内径まで削り、リングに圧入したのち元の内径まで内側を削っていきます。
そして出来た完成品が、
この内側の部分
その厚さは、なんと0.5mm!
まるで、元々そのような部品であったかのように仕上がっています。
凄い・・・これが職人技というのでしょうね。
自分が携わっている仕事柄、このようなすばらしい技術と知識を持っている方は手放しで尊敬してしまいます。
あとはカメラに組み込んで完成。
自分のミスでカメラを壊してから数年・・・やっと親父のカメラが復活出来そうです・・・嬉しい。